Handwriting

依頼前の3つのポイント

依頼する前の3つのポイント

・・・筆跡鑑定を失敗しないための「鍵」 ・・・
3つのポイントをご用意いたしました。

Point1 筆跡鑑定する目的は?

大別すると下記の3つの事案が多いのですが、筆跡鑑定書は目的別に大きく内容が変わる場合があります。

A.公判資料ではなく確認目的
B.公判のための裁判資料とする目的

基本的な流れとして、
鑑定結果を確認する「検査回答」、裁判資料として提出する「鑑定」に2段階での鑑定となります。

Point2 比較対照用となる文書に問題はないですか?

文書類の鑑定では、真正であることが確認されている比較対照用の文書が必要となります。

A. 鑑定対照者本人の筆字か?
B. 記載時期はいつごろか?
C. 筆記具は何を用いているか?

筆跡鑑定において以上の項目は「客観的」かつ「精度の高い」鑑定の実施には非常に重要になる項目となります。
1点でも疑わしい資料が入ってしまうと鑑定結果が変わってきてしまう可能性があります。事前にご相談ください。

Point3 鑑定人は最適か?

筆跡鑑定の鑑定人と呼ばれる人間には、「法科学」に求められる筆跡鑑定の知識や技術を学んでいない鑑定人が数多くいます。
しかし、裁判所への鑑定実績やメディアへの露出をホームページにうたい筆跡鑑定人と名乗っています。

日本の法科学の分野における筆跡鑑定は科警研・科捜研での研究・鑑定以外では正式に体得するすることはできません。

鑑定人を選定するときはぜひ鑑定人の経歴を確認してください。どこで筆跡鑑定を学んだのか?それは警察機関なのか?
鑑定人選定において非常に重要です。当社では科警研・科捜研のOBやその先生から直接師事を受けて認められた鑑定人のみが鑑定をしています。

鑑定不能も一つの答え

筆跡鑑定の依頼を受けるとき、「鑑定不能」となる場合があります。これは、対照者の資料の数やその筆字の状態によって起こりうることなのです。
これは正確に述べると「提供された鑑定資料から鑑定を実施しても客観的は証拠となりうる鑑定結果を出すことは不能である」という意味になります。
『客観的な証拠となりうる検査結果』という部分が非常に重要です。
鑑定人によっては、どんな鑑定資料でも鑑定を実施する鑑定人もいます。ではその鑑定人は客観的と言い切れない部分をどのようにして補っているのでしょうか?そう『鑑定人の主観』で補っているのです。
その主観は正しいのでしょうか?しっかり法科学の筆跡鑑定を学んで学術的な背景に基いているのでしょうか?単に経験だけで判断していないでしょうか?依頼者がどのような結果を望んでいるかを知ったうえで鑑定を実施していないでしょうか?
「客観的な証拠とならない鑑定」は法科学の筆跡鑑定を学んだ人間には通用しません。