Detecting Forgery

文書偽造・改ざん鑑定

文書鑑定/偽造・改ざん鑑定

文書偽造・改ざんの鑑定

 文書偽造や改ざんの鑑定は、訴訟や調査において非常に重要な役割を担います。このような鑑定を行う際には、高度な技術力や豊富な知識が求められます。

 法科学鑑定研究所は、長年にわたって鑑定業務に取り組んできた専門家が在籍しています。高度な知識と技術力を持ち、正確かつ迅速な鑑定を行うことができます。また、最新の技術を導入し、常に鑑定技術の向上に取り組んでいます。

 さらに法科学鑑定研究所では、信頼性に基づいた鑑定を行うことをモットーにしています。鑑定に使用する機材や手法は、厳密な品質管理のもとに選定され、鑑定結果は客観的で公正なものとなります。

 当社では偽造・改ざんの疑いのある文書に対して、科学的なアプローチで文書偽造・改ざんの鑑定を行います。お客様は高品質な検査結果をリーズナブな費用で受け取ることができます。

 ※印刷文字だけで構成されている書類やコピー書類は、鑑定ができない場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい。

<鑑定料金>

事前確認鑑定

検 査 名 特 徴 費 用
事前確認鑑定 ・偽造・改ざんの痕跡が確認されるかどうかの検査・鑑定です。
・鑑定内容や鑑定対象書類の数量に応じてお見積もりいたします
・非裁判用の簡易レポート(検査回答書)による報告となります。
220,000円より
(税込)

裁判用鑑定書作成

※事前確認鑑定の結果をもとに裁判用の鑑定書を作成します。

検 査 名 特 徴 費 用
裁判用鑑定書作成 ・鑑定内容や鑑定対象書類の数量に応じてお見積もりいたします。
・裁判所の鑑定嘱託以外では、事前確認鑑定を省略することはできません。
・裁判所の鑑定嘱託については、個別見積もりとなります。
330,000円より
(税込)

お問い合わせはこちらをクリック

<当社の科学鑑定機器>

VSC 画像スペクトルコンパレーター-文書鑑定/偽造・改ざん鑑定

1.鑑識分析装置「文書鑑定システムVSC(画像スペクトルコンパレーター)」

可視光線、赤外線、紫外線等の光源を使用し、肉眼では観察できないようなインクなどのわずかなスペクトル特性の違いを検出することで、偽造・改ざんの痕跡を見付け出します。
警察の犯罪捜査にも採用されている強力な文書鑑定システムです。

高性能デジタルマイクロスコープ-文書鑑定/偽造・改ざん鑑定

2.高性能デジタルマイクロスコープ

疑問資料である文字や印刷物は3Dで構成されています。
これらをデジタルマイクロスコープを用い、3Dでマイクロメートル単位の詳細な分析を行います。
筆記具の運筆状態やインク画線の交わり、朱肉の状態、レーザープリンターやインクジェットプリンターの印刷状態などを高精細かつ高倍率で観察することで、肉眼では確認できない痕跡を見付け出します。

赤外線イメージスキャナー-文書鑑定/偽造・改ざん鑑定

3.赤外線イメージスキャナー

鉛筆やボールペンインクが赤外線を透過・吸収する性質を利用し、加筆された文字や消除された文字の識別、筆記具の識別に効果を発揮します。
また、目に見えないステルスインク(赤外線インク)の検出や、経年劣化により肉眼では判読が困難になってしまった文書の可視化にも対応します。

静電筆圧痕検出装置ESDA-文書鑑定/偽造・改ざん鑑定

4.静電筆圧痕検出装置ESDA

斜光線法では検出困難なわずかな圧痕を静電法で検出する分析装置です。
大事なページが抜き取られ、その後のページしか存在しない場合や、以前のページに何が書かれていたのかなど、残された筆圧痕を非破壊で高精度に検出します。
ESDAは警察の犯罪捜査にも採用されている特殊な筆圧痕検出装置です。

私たち科学鑑定のプロがお客様を徹底サポートします!

法科学鑑定研究所は、お客様を第一に考えたサービス提供に努め、わかりやすい説明、心を込めた応対を心がけています。 お客様には、専門家として客観的なアドバイスやリスクを伝えることが大切な使命であると考えサポートさせて頂きます。

お気軽に、ご質問・お問い合わせください

遺言書や契約書の偽造・改ざんが疑われる裁判上の事案をはじめ、企業の内部文書や領収書などに対する偽造・改ざん鑑定の実績が多数ございます。
真贋の疑わしい書類がある場合は、一度ご相談ください。

文書偽造・改ざん鑑定の実例

文書偽造・改ざん鑑定の実例1

文書偽造された契約書

コンピューターを用いた文書偽造が主流に
これは、コンピューターの普及により、文書の作成や編集が簡単にできるようになったことが一因と考えられます。

一見すると原本(オリジナル)にみえる契約書も、最新のマイクロスコープに科学捜査用ライトALSとフィルターを用いて撮影すると印刷用のインクがであることが証明され、文書偽造の可能性が高いと判断できます。

コンピューターを用いた文書偽造が増加傾向にある一方で、科学捜査に用いられる科学技術も進化しているため、文書偽造・改ざんも解明することができます。

文書偽造・改ざん鑑定の実例2

文書偽造が観察されない契約書の原本

文書偽造解析において、原本(オリジナル)として認められる文書の条件

(1)信頼性が高いこと
(2)完全な状態であること
(3)複数が存在しないこと

これらの条件を満たした文書が原本として認められ、その文書を基準にして偽造文書の存在や内容を判定することができます。

文書偽造・改ざん鑑定の実例3

書類の空白部に文書を1行付け加えた書類の改ざん

印鑑が押印された後に文章を一行つけ加えてたこと(加筆)を証明する

3D表示機能を使用した立体的な観察、映像処理技術で印章の上に文字が印刷されている事を証明。

偽造・改ざんされた文書は、オリジナルとは異なるフォーマットで作成される場合があります。文書のフォーマットを詳しく検証し、不自然な箇所がある場合にはその箇所を科学的手法を用いて、文書偽造・改ざんの可能性を証明していきます。

文書偽造・改ざんの鑑定をご検討のお客様へ

 文書の偽造や改ざんは、非常に重大な問題です。そのため、筆跡鑑定による証拠が必要となる場合があります。

 法科学鑑定研究所では、筆跡鑑定の専門家が、文書の偽造や改ざんを鑑定いたします。鑑定は、光学検査や化学分析を組み合わせた科学的な手法を用いて行われます。また、鑑定結果は、厳密なプロトコルに基づいて行われ、公正かつ客観的な判断が下されます。

 私たち法科学鑑定研究所は、筆跡鑑定を専門に行っており、お客様の大切な文書の真贋や改ざんの有無を正確に判断することができます。文書の偽造や改ざんに関する問題を抱えている場合は、ぜひ当社にお問い合わせください。
私たちが全力でサポートいたします。