異物混入検査 実例1

ご相談者:製薬会社 様

混入事例:同社製造・販売する目薬に乳白色の粘性物質が混入している。と消費者からの連絡で異物混入が発覚。

異物混入検査:回収された粘性物質を取り出し、DNA型検査とABO式血液型遺伝子検査を実施。 その結果、ヒト由来物であることが確認され、個人のDNA型と性別、血液型が判明。 当該目薬のロットの製造に携わった従業員の中から、性別と血液型が一致する複数人に対してDNA照合の協力を要請。 照合の結果から、従業員の中にDNA型が一致する人物は居なかった。 このことから、製造時の異物混入ではない可能性が高いと判断し、その後の追跡調査により異物は消費者の「目やに」であることが判明した。

異物混入対策:異物混入に対しては企業側の初動と準備が重要であることから、DNAバンクサービスを導入し、 ヒト由来の異物混入が発生した際には、混入物のDNAと従業員のDNAを速やかに照合できる体制を整備した。

異物混入検査 実例2

ご相談者:食品メーカー 様

混入事例:同社が製造し、大手スーパーに納入している弁当に爪の一部が混入していると、消費者からの連絡で発覚。

異物混入検査:回収した爪の一部は、外観からヒト由来物である可能性が高いとみられ、DNA型検査とABO式血液型遺伝子検査を実施した。 その結果、個人のDNA型・性別血液型が判明。 直ちに、当日弁当製造に携わった従業員の中から、性別と血液型が一致する複数人に対してDNA照合の協力を要請。 照合の結果、従業員の中にDNA型が一致する人物は存在しなかった。 このことから、製造時の異物混入ではない可能性が高いと判断した。 しかし再度同様の異物混入が発見され、追跡調査により、容疑者が浮上し弁当容器製造メーカーの従業員と異物DNAとのDNAが一致した。 この従業員は会社への不満から意図的に異物を混入させた疑いがあるとして懲戒処分をうけた。

異物混入対策:容器製造メーカーの量力によって原因が特定された事例であるが、 両者はこの事件を機に、遅れていたフードディフェンス対策に乗り出し、DNAバンクサービスの導入・監視カメラ/防犯カメラシステムの見直しを行った。

異物混入検査 実例3

ご相談者:食品メーカー 様

混入事例:異物混入は発生していないが、最も混入リスクの高い毛髪が混入したと仮定し、さまざまな条件による事前検査をしたい。

異物混入検査:危機管理の高い同社は、従業員に対するDNA情報の管理に着目し、早期にDNAバンクサービスを導入。 食品製造過程で毛髪が混入した場合、混入した過程の違いによる毛髪の外観変化、DNAの劣化状態を調査し、出荷後に毛髪が混入した場合との比較検査を実施。 これにより、実際に異物混入が発生した場合、製造過程による異物混入なのか、出荷後の異物混入なのかを、より早期に判断することが可能であるため、メーカー側の対応の遅れを指摘されるリスクが大幅に軽減することができる。

異物混入対策:機器の入れ替え時における事前検査、食品別による事前検査の他、より安心と安全を消費者への提供するため、従業員に対する定期的な薬物検査などを取り入れる方針である。

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