犯罪捜査ハンドブック

真犯人を暴く驚愕の
科学捜査テクニック!
【著】法科学鑑定研究所
【出版社】
:宝島社
一般的な薬毒物検査は尿を検体として用います。
毛髪からの薬物検査は、薬物の常習性を探る効果的な検査なのです。
詳しくはこちら
検 査 | 検査試料 | 報 告 | 費 用 |
---|---|---|---|
薬物検査(麻薬/薬物) (スクリーニング検査) 検出対象薬物 覚せい剤、大麻、各種麻薬 |
・尿 | 口頭報告 | |
検査回答書 | |||
・毛 髪 | 検査回答書 (※1) |
||
薬物検査(危険ドラッグ/脱法ハーブ) (スクリーニング検査) 検出対象薬物 合成カンナビノイド類 |
・尿 | 口頭報告 | |
検査回答書 | |||
薬毒物鑑定 標準品との同定検査 (裁判資料など公的証明が必要な場合) |
・毛 髪 | 鑑定書 | |
オプション 出張採取費 (※宿泊が必要な場合は別途料金) |
- | - | 50,000円+交通費(1件/1名) ※通常は1件/2名で対応 |
薬物依存者ならば、行動異常が出るので、普通の生活は送れません。
じつは、一般人での薬物使用者が一番怖いのです。
普通に生活していますが、突然考えられない異常な行動を起こします。
最悪の場合、事故を起こしたり、犯罪を犯したり・・・。
そして、これらの巻き添えは、いつも・いつも子供なのです。
乱用薬物は、薬物を乱用した本人だけの問題ではなく、
家族を含めた多くの人々の人生を不幸にしています。
企業などではクライシス・マネージメント(企業の危機管理)の一つとして
従業員に対し薬物検査を行う事業主も出てきました。
薬物乱用は他のサイトでも見かけますので、
当サイトでは、刑事案件の検査者(鑑定人)を少しだけご紹介します。
捜査官が鑑定人に鑑定を依頼することを「鑑定嘱託」と呼びます。
鑑定人は捜査官とは独立した身分で、公正・中立に試験検査を行います。
警察は、都道府県警 科学捜査研究所=「通称:科捜研」で鑑定が行われます。
警察以外では、厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部=「通称:マトリ」に
鑑定室があり検査/鑑定が行われます。
「科捜研」は、白衣を着た捜査官と呼ばれ、ほとんどがラボ内で戦う科学者です。
「マトリ」は、同じ科学者なのですが・・
実は「特別司法警察員」としての権限を持っています。
この「特別司法警察員」には拳銃の遂行が許され、逮捕術・射撃の訓練があります。
つまり、「マトリ」は科学者なのですが、
拳銃を遂行し、身の危険がある強制捜査=通称:ガサ入れも行う、と言うことなのです。
~TVドラマに出てきそぉ~・・・でも本物なのです~
尿からの薬物分析は、とても複雑で難しい検査です。
ネット上では尿検査の攪乱目的とするお茶・ハーブなども市販されていますが←ムダです
現在、最新の科学捜査に用いられる分析装置は、ng単位の薬物でも検出可能です
分析に用いられるGC-MS(ガスクロマト質量分析計)やHPLC(高速液体クロマトグラフ)
NMR(核磁気共鳴分光法)などの分析データを
そのまま読むと誤判定の可能性も存在します。
ですから薬物の鑑定は、専門の教育を受けたスペシャリストが行います。
毛髪からの薬物検査は、過去の薬物服用歴を推定する事が出来ます。
つまり、毛髪から薬物が検出された場合、1回きりの使用ではなく
反復使用したと推定することが出来ます。
また、ヒトにより個人差もありますが、
ヒトの毛髪は1ヶ月あたり1cm強伸びると言われているので、
毛髪を分割して分析することで、使用頻度や
おおよその使用時期が推定できる事もあります。
検査の種類・検査期間・お見積りなど、
お気軽にご相談ください。
真犯人を暴く驚愕の
科学捜査テクニック!
【著】法科学鑑定研究所
【出版社】
:宝島社
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これで浮かび上がった!
【著】法科学鑑定研究所
【出版社】
:主婦の友社