本物の法科学者

現在、アメリカでは「科学捜査」がチョットしたブームになっています
その代表作が「CSI」シリーズです。

CSI;科学捜査班
CSI;NY
CSI;Miami

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米国民が「科学捜査」に関心を抱き
FBIは聖門と言われた「FBI研究所」内部公開に踏み切りました

©FBI All Rights Reserved.

そして、一般の市民が見たこともない
科学捜査機材や科学捜査方法が次々と公開され犯罪抑止力に繋がっています

そうした状況の中、本物の法科学者がテレビに登場し新たなヒーローになっています
ヘンリー リー博士、中国名は「李昌鈺」台湾出身です

Dr Henry Lee

70歳”越えても、超ぉ~元気な先生です

本物の法科学者!登場!

日本人にとってあまり馴染みのないヘンリー リー博士ですが
台湾では、ほとんどの市民が知っている高名な法科学者であり
アメリカでも、社会的重大事件を数多く担当し
テレビなどに度々登場するする本当に高名な大先生です。

リー博士が過去に遭遇した事件を紹介する
「Dr.リーの科学捜査ファイル」
が日本でもFox Crimeで放送されています。

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この番組では、リー博士が過去、携わった6,000件にも及ぶ
不可解な事件の一部を紹介し、犯行現場やリー博士の研究所を舞台に、
警察、検察官、弁護士らの話を聞きながら
難しい事件を解決に導いた「科学的証拠」について紹介すると言うものです。

リー博士の簡単なプロフは
元コネチカット州法科学研究所の所長。
Connecticut State Forensic Science Laboratory

コネチカット州ニューヘブン大学の法科学教授も務める世界的に著名な法科学者です。
Henry C. Lee College of Criminal Justice and Forensic Sciences

リー・スタイルと呼ばれる
「血痕鑑定法」「近代指紋鑑定法」「DNA型鑑定法」など、
数々の近代科学捜査技術は、
英語で出版されている法科学の教科書に特に大きく扱われています。

日本の警察庁・科学警察研究所と深い繋がりを持ち何度も来日しています。
「Forensic Science」=「法科学」と言う語をアドバイスしたとの話もある程です。
(大変な親日家としても知られています。)
(リー先生の前に立つと背中がビリビリ痺れる程の存在感を感じます。怖っ)

リー博士は台湾、アメリカだけでなく、世界各地の重大事件に
法科学者として捜査に携わった経験をもち、
世界中を騒がせた「ジョンベネちゃん殺害事件」、「O.J. シンプソン事件」などの
捜査にも参加しています。

アメリカの「9.11事件」の捜査にも係わり、科学捜査のエキスパートとして
数々の犯罪解決に多大な貢献をしています。

陳水扁暗殺未遂事件

リー博士は1938年、中国江蘇省出身で、国共内戦中、母親と共に台湾に移民した外省人です。
(外省人=出身の省の人以外の人のことを指す中国語)
1960年台湾中央警察学校を卒業し、台北市で警察として勤務を始めました。

1964年アメリカに留学し、ニューヨーク刑事科学科に入学し、
その後もアメリカで生物化学および分子科学の修士、ならびに博士学位を取得しました。

リー博士は、その当時始まったばかりの科学捜査の専門家となり、
数々の捜査に携わり、その事件解決に大きな功績を残しています。
台湾でも陳水扁暗殺未遂事件の際、
法科学者として招聘され、その事件全容解明に助力しています。

2004年、陳水扁暗殺未遂事件では、
選挙投票前日に現職総統の陳水扁と呂副総統が何者かに銃撃され、軽症を負った。
その影響もあり、陳水扁が選挙で勝利するという劇的な結果に終わりました。

しかしその後、相手候補陣営からこの暗殺未遂事件が
陳水扁陣営の自作自演ではないかと疑い、
選挙後、相手候補陣営が大規模な抗議活動を続け、台湾 の政治は混乱に陥りました。

リー博士は外省人出身、2004年の台湾総統選挙の際、
リー博士はアメリカの連戦支持団体の会長を務めるなど、政治的には相手候補陣営の人物でした。

リー博士は、この事件の全容解明のため招聘され、事件現場の検証などを行いました。

その時の捜査様子は、台湾のニュース局が生中継で、その一挙一足が放送されていました。

そして、リー博士は
「事件で使われた銃は命中率の悪い改造銃で、
相手候補陣営が指摘した自作自演の可能性は低い」
と結論付け、その鑑定結果を発表し、台湾内の沈静化に少なからず影響をあたえました。

出版物

アメリカでは書籍のほか、リー博士が扱った事件に関するDVDも発売されています

リー博士の本を読んでみると・・・気がつきます

ヒット映画の「あのシーン」やドラマの「有名なシーン」

あれ~って

映画・ドラマ・小説などの文化に多大な影響を与えている張本人こそ
ヘンリー リー博士なのです

日本でも世界的法科学者リー博士がブームになるかもしれません^^

・・・辞書を片手に「本物の魅力」をどうぞ・・・


これを書いたら直ぐに電話が入りました

(そんな専門用語ビシバシ出てくる英文なんか読めるかぁ~)

(^^;
おもしろい記事があります
ある雑誌のインタビューで

記者: 「アメリカで大成功した理由は何だと思いますか?」
リー博士: 「あまり英語が得意では、なかったからだと思います。(笑・・」
記者: 「えっ・・どうゆう事ですか?」
リー博士: 「ある裁判に専門家として証人に呼ばれた時の事です・・」
  「検察官と弁護士から色々と検証に付いて質問をされました」
  「私は、いつもの通り専門家の意見を述べました」
  「ふと、気がつくと陪審員も弁護士も判事も、皆、下を向いていました」
  「私は、自分のイントネーションが聞き取れ無かったと思い」
  「さらに、説明を加えました。・・・」
  「そして、他に何かご質問、ありますかと、首を上げてみると・・・」
  「法廷の皆は、腕を組み宙に目線を投げる者、下を向く者・・・」
  「私は、背中一面に汗をかき・・・シャツがビッショリでした」
  「審議は一端、休憩に入りました」
  「私は大きなショックを受けていました」
  「でも、待てよ、大学の講義では・・皆わたしの話を聞いてくれている」
  「イントネーションを急に変えるのは難しすぎる・・・」
  「そうだ、誰にでも理解される、簡単な英語を使おう・・・」
  「そして、審議が再開され、もう一度説明のチャンスが巡ってきました」
  「私は、誰にでも理解出来るよう細心の注意を払い説明にあたりました」
  「そして、ようやく、皆に私の考えを伝える事が出来たのです」

©Dr Henry Lee(・・鑑定人として証人尋問を受けるリー先生・・)

・・・^^;

難しい学問を学者に伝えるならば論文だけで事足りる
難しい学問を一般の人々に伝えるにはハートと努力が大事

日本の格言にも「“智”も過ぎれば詐りとなる」とあります
(説明し過ぎても、説明不足でも、仇となる事があります)
人々に伝える事が、どれほど大事な事かをリー先生は諭しています

リー博士の文章は「ことわざ」や「言い回し」が少ないのです
単語が理解出来れば読み進められます

それに、シリアスな内容なのに「クスッ」と笑える場面もあります
法科学者だからでしょうか、人間描写がおもしろ過ぎです

トライしてみたく、なりませんか?

再度

・・・辞書を片手に「本物の魅力」をどうぞ・・・