ミトコンドリア型DNA検査

ミトコンドリアDNA検査の出演/取材

【出演】『グッド！モーニング』 白骨からのミトコンドリアDNA鑑定（テレビ朝日）2022年5月13日放送
【出演】『Nスタ』 白骨頭蓋骨からのDNA鑑定（TBSテレビ）2022年4月28日放送
【出演】『ANNニュース』DNA型鑑定について（テレビ朝日）2022年5月10日放送
【出演】『めざまし８』DNA型鑑定について（フジテレビ）2022/05/10
【取材】『朝日新聞 東京本社』 ミトコンドリアDNA鑑定とは　2022-05-13
【取材】『山梨日日新聞』ミトコンドリア鑑定とは母系の血縁関係を解明　2022-05-13
【取材】『毎日新聞』 ミトコンドリア鑑定　血液や皮膚と比べて量少なくDNA鑑定について　2022-05-01
　ほか

国内唯一の先端技術！
自社ラボで完結するミトコンドリアDNA検査

母系血縁の証明に唯一無二の力

核DNAは両親から半分ずつ遺伝するため、父系・母系両方の影響を受けます。

一方で、ミトコンドリアDNAは母親由来のみ。父親由来のミトコンドリアは受精時に残らないため、母親と子供、また母系の親族全員が同じミトコンドリアDNA型を持ちます。

【重要】このため、母系の血縁関係確認や、過去に途絶えた家系の母系遺伝子調査にも活用できます。

ミトコンドリア型DNA検査の実例

兄弟姉妹鑑定

相談内容 ： AとBが兄弟姉妹か知りたい

戸籍上では、CとDの子供はAのみとなっているが、BもCとDの子供で産まれてすぐに養子に出された可能性がある。CとDはすでに亡くなっており、検査に参加できるのAとBのみ。

提案：

AとBの兄弟姉妹鑑定に加えて、ミトコンドリアDNA検査をすることで、BとDの母系血縁を補充することが可能です。

古い試料・少量サンプルにも強い

ミトコンドリアDNAは核DNAよりも細胞1個あたりの存在量が圧倒的に多いため、通常ではDNA抽出が困難とされる試料からも分析が可能です。

• 自然脱落毛（毛根のない毛髪）――日常生活で自然に抜け落ちる毛髪は、毛根組織が付着していないため核DNAの回収が難しいですが、毛幹に含まれる微量のミトコンドリアDNAから情報を得られる可能性があります。
• 白骨化遺骨――長期間にわたり土中に埋没し、外部環境による劣化を受けた骨からも、ミトコンドリアDNAは比較的安定して残存していることが多く、分析が期待できます。
• 経年劣化した血痕や組織片――時間の経過とともに核DNAは断片化が進みますが、ミトコンドリアDNAは多コピー存在するため、極めて微量の残存DNAでも検出できるケースがあります。

このように、微量かつ劣化の激しい試料からのDNA検出が可能であることが、ミトコンドリアDNA解析の最大の特長です。

そのため、警察・司法現場では遺留物解析の最後の手段として位置づけられ、未解決事件の再調査や被害者身元確認など、法医学の現場で重要な役割を果たしています。

こんなサンプルで有効です

毛髪：自然脱落毛（抜け落ちた毛）は毛根がないため、通常の核DNA検査では困難ですが、毛幹内のミトコンドリアDNAから個人識別の手がかりが得られる場合があります。

遺骨：土葬や白骨化した遺骨、さらには火災現場などで損傷した骨など、時間経過や環境要因によるDNAの劣化が顕著な試料にも対応可能です。

その他陳旧試料：古い血痕、組織片、爪など核DNAがほぼ消失しているようなサンプルでも、ミトコンドリアDNA解析なら検出が期待できます。

※ただし、ミトコンドリアDNAは母系遺伝するため、同一家系内での識別には制限があることや、少量の試料に複数名の細胞が混在している場合はコンタミネーションの影響が大きく、解析結果の解釈に注意が必要です。

国内唯一、自社DNAラボで完結

当社のミトコンドリアDNA検査は、全て日本国内の自社DNAラボで実施。検体の搬送や海外委託によるリスクはゼロです。

世界的な法科学基準に基づき、熟練のDNA鑑定士が試料の取り扱いから解析、レポート作成まで一貫して担当します。

国内でこの水準の検査が可能なのは法科学鑑定研究所だけです。

世界最高品質の日本の遺伝子解析技術をご提供いたします。