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 更新日:2024.03.05
投稿日:2023.04.27

不倫中に妊娠が発覚したらどうすればいい?DNA鑑定の重要性とは

不倫による妊娠が発覚したら、まずは妊娠の事実を確認してDNA鑑定をおこないましょう。DNA鑑定しなければ父親がわからないため、問題を解決することはできません。

本記事では「不倫による妊娠が発覚したらどうすればいい?」という問いに回答し、DNA鑑定の重要性と取るべき選択肢について解説します。

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不倫中に妊娠が発覚したらまずどうすればいい?

不倫中や関係を断った直後に妊娠が発覚した場合、以下の流れに沿って行動することが大切です。

  1. 妊娠の事実を確認する
  2. 不倫相手と今後をどうするか話し合う
  3. 配偶者と今後をどうするか話し合う

妊娠の事実を確認する

はじめに、妊娠の事実を確認しましょう。

妊娠検査薬を使う

不倫による妊娠が発覚した場合、まずは妊娠検査薬を使って事実を確認することが重要です。妊娠検査薬は、尿中のホルモンを測定することで妊娠を検出します。月経予定日の1週間後以降であれば、ほぼ正確な結果が得られるでしょう。

陽性であれば、すぐに産婦人科を受診して健康状態を確認しましょう。陰性であったとしても、月経予定日から2週間過ぎても月経が来ていなければ、念のために産婦人科を受診することが必要です。

病院に行く

次に、病院を受診して妊娠の状態を確認し、胎児と母体の健康状態を確認しましょう。医師から妊娠に伴う検査や妊娠中の注意点、出産や育児に関する情報などを提供してもらえます。

不倫による妊娠では父親の確定や今後の流れについて話し合う必要があるため、カウンセリングや相談を受けることができるケースもあります。

DNA鑑定する

病院を受診したあと、かならずDNA鑑定をおこないましょう。DNA鑑定を受ければ、99.99%の精度で父親を特定することができます。妊娠した子が配偶者との子どもなのか、元カレや(元)不倫相手との子どもなのかをはっきりさせておきましょう。DNA親子鑑定は、出産前の出産後も可能です。

父親が誰かわかるだけでなく、万が一、裁判になったときにも有効です。例えば、父親が認知を拒否した場合、DNAの鑑定書が決め手になることもあるでしょう。実際に、裁判において最も重要な証拠の一つとされることも少なくありません。

DNA鑑定はさまざまなところで受けることができますが、専門の機関で検査してもらいましょう。機関によっては不純物が混じり、正確な検査結果が出ないこともあります。高精度なDNA鑑定を希望する場合、当社のDNA鑑定をご利用ください。

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不倫相手と今後をどうするか話し合う

妊娠した子が不倫相手との子どもだった場合、不倫相手と今後をどうするか話し合う際は、まず感情的になることを避け、冷静に状況を分析しましょう。不倫相手と話し合わなければならないのは以下の点です。

  • 産むか中絶するか
  • 子育てをどうするか
  • 不倫関係を続けるか
  • 教育費や中絶費用はどうやって払うか、など

話し合いがうまくいかない場合、弁護士などにアドバイスを求めて解決することも考えられます。ただ、大切なのは子どもを最優先に考えて、最善の選択をしていくことです。

配偶者と今後をどうするか話し合う

妊娠した子が配偶者との子どもであれ、不倫相手との子どもであれ、配偶者に妊娠を伝えることは、避けて通れません。気付かれずに中絶することは困難ですし、こっそり子育てすることもほぼ不可能です。

正直に事実を伝え、思いやりを持って相手の気持ちに耳を傾けましょう。

不倫による妊娠が発覚した際に考えるべき点

不倫による妊娠が発覚した際に考えるべきなのは、以下の2点です。

  • 子どもをどうするか
  • 費用をどうするか

子どもをどうするか

最初に考慮すべきは、子どもの福祉です。子どもをどう育て、どのように関わっていくかを真剣に考えなければなりません。

また、法的な手続きや経済的な問題もあります。不倫相手が子どもを認知する場合、養育費や面会交流についても考えなければならないでしょう。

一方、中絶を選択する場合、その選択が将来的にどのような影響を与えるかを考慮すべきです。最終的に、親たちは倫理や道徳、法的な観点から、子どもをどうするかを決定する必要があります。

費用をどうするか

不倫による妊娠には、さまざまな費用が発生します。大きく分けると以下の2つです。

  • 中絶の費用
  • 離婚の費用

中絶の費用

中絶費用は地域や医療機関によって異なりますが、一般的には10万円〜20万円程度が必要です。基本的に保険が適用されないため、自己負担になります。

日本において中絶の方法は「手術」しかありませんでしたが、2023年には「飲む中絶薬」と呼ばれる人工妊娠中絶薬「メフィーゴパック」が承認される予定です。ただ、メフィーゴパックは妊娠63日以下の女性が対象です。

このような費用を誰が負担するか、を検討しなければなりません。また、中絶せずに産む場合も出産費用などを検討する必要があるでしょう。

離婚の費用

不倫相手との子どもの妊娠が発覚した場合、配偶者との離婚も検討する場合があります。まず考えなければならないのが慰謝料です。不倫した場合、慰謝料請求される可能性が高いといえるでしょう。慰謝料の相場は50〜300万円程度です。

次に、住宅など夫婦共有の財産がある場合、その半分について財産分与を求められます。さらに、配偶者より収入が多いと相手に対して婚姻費用を支払う必要があるでしょう。

不倫相手との子どもをで妊娠した際の選択肢

不倫相手の子どもを妊娠した場合、取るべき選択肢は大きく分けて2つあります。

  • 子どもを生む
  • 中絶する

子どもを生む場合

子どもを生む場合、3つのパターンが想定されます。

  • 不倫相手と再婚する
  • 再婚せずに出産し、子どもを認知してもらう
  • 出産しても子どもを認知してもらえない

不倫相手と再婚する

不倫相手と再婚する場合、まずは配偶者と離婚手続きをおこない、その後、不倫相手と再婚することになります。ただし、再婚には両者の同意が必要であり、また、再婚に至るまでの時間的・精神的負担があることも考慮しなければなりません。

さらに、配偶者との離婚には財産分与や慰謝料などの問題も伴い、複雑な手続きが必要になることがあります。そのため、再婚を考える場合は、不倫相手との相性や将来の生活設計などを慎重に考慮する必要があるでしょう。

再婚せずに出産し、子どもを認知してもらう

再婚せずに子どもだけを認知してもらうことができます。子どもを認知すると父親としての権利や義務が生じるため、男性側は養育費を支払わなければなりません。

ただ、認知してもらえれば、子どもが父親の姓を名乗ることができたり遺産分割などの権利が得られたりする可能性があるでしょう。

もっとも、父親が認知を拒否する場合があります。この場合、法的手続きを経て強制認知を求めることができます。

出産しても子どもを認知してもらえない

不倫で妊娠した場合、出産しても子どもを認知してもらえないケースがあります。男性からすると、認知を拒否すれば法律上の父親として認められないため、養育費の支払い義務を免れられる可能性があるからです。

ここで大切なのがDNA鑑定です。DNA鑑定をしていれば、子どもの父親が誰なのかほぼ確実にわかります。そのため、養育費を受け取れる可能性が高いといえるでしょう。

中には認知を拒否する男性もいます。ただ、男性は原則として強制認知から逃れられません。民法で次のように定められています。

(認知の訴え)第七百八十七条 子、その直系卑属又はこれらの者の法定代理人は、認知の訴えを提起することができる。ただし、父又は母の死亡の日から三年を経過したときは、この限りでない。
引用:e-GOV|民法(明治二十九年法律第八十九号)

認知から逃げ回り続けることもできますが、裁判になると立場が不利になります。

強制認知について詳しくはこちら

中絶する場合

中絶を選ぶことも選択肢の一つといえるでしょう。中絶は妊娠を終了させる手段であり、医療行為として母体保護法で認められています。

ただし、中絶には期限があります。基本的には22週未満でなければ中絶できません。

第2 人工妊娠中絶について1 一般的事項 法第2条第2項の「胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期」の基準は、通常妊娠満22週未満であること。 なお、妊娠週数の判断は、指定医師の医学的判断に基づいて、客観的に行うものであること。
引用:厚生労働省|「母体保護法の施行について」の一部改正について(通知)

また、また妊娠初期である12週未満と12週以降では、中絶方法が異なります。場合によっては入院が必要になることもあるため、早めに決断しましょう。

【男性向け】妻が不倫で妊娠した場合はどうする?

妻が不倫で妊娠した場合、まずは夫婦で話し合い、どのような選択肢があるのかをともに考えましょう。冷静になることは難しいでしょうが、声を荒らげず「今後をどうするか」を決めなければなりません。

妊娠を受け入れて子どもを育てることを選ぶ場合もありますが、その場合でも妻との関係をどのように維持していくか、不倫相手との関係をどうするかなど、さまざまな問題があります。

場合によっては、妻が不倫を認めないケースもあるでしょう。DNA鑑定を求めても拒まれ「認知せざるをえないのだろうか」と不安になる男性もいます。DNA鑑定を拒まれても、不倫相手との親子関係を証明できる可能性があります。

DNA鑑定を拒否されたときの対処法はこちら

不倫の妊娠でDNA鑑定するなら法科学鑑定研究所

不倫で妊娠が発覚したら、女性側も男性側もDNA鑑定が必須といえるでしょう。DNA鑑定以上に、親子関係をあきらかにできるものはないからです。

ただ、DNA鑑定は鑑定機関によってミスやトラブルが生じることも少なくありません。高い精度でDNA鑑定したい方は法科学鑑定研究所にお任せください。ここでは選ばれる理由や費用、流れを詳しく解説しています。

法科学鑑定研究所が選ばれる理由

まず、法科学鑑定研究所が選ばれる理由を3つ紹介します。

  • 国内で高い技術力と検査能力を評価されている
  • 鑑定後のアフターフォローを徹底している
  • 年に一度学術研究論文を発表している

国内で高い技術力と検査能力を評価されている

法科学鑑定研究所には専門家が在籍しており、高い技術力と検査能力が評価されています。実際に、裁判所や警察、医療機関などから頻繁に採用されるほどです。

また、全国の弁護士協同組合の特約店としても認められており、全省庁で統一された資格を取得しています。

鑑定後のアフターフォローを徹底している

DNA鑑定書を裁判に提出する場合、技術的な問題が生じたり、証人尋問を求められたりすることがあります。こうしたトラブルが起こると、裁判で不利になる可能性があるでしょう。

このような場合に頼りになるのが鑑定人です。法科学鑑定研究所の鑑定人は、DNA検査・鑑定に関する十分な知識と技能、経験を持っており、鑑定後のアフターフォローも徹底しています。

年に一度学術研究論文を発表している

法科学鑑定研究所は、年に一度学術研究論文を発表しており、2022年11月には「妊娠中の母体血中胎児DNAを用いた父子鑑定の検討」という題目で検査事例を紹介しました。この論文は、日本法科学技術学会で発表されたものです。

日本法科学技術学会は、科捜研や科警研、鑑識が中心となって設立された学会であり、入会には評議員2名による推薦が必要です。

DNA鑑定の費用

DNA鑑定の費用は以下のとおりです。

<出産後に鑑定する場合>

  • 私的鑑定:33,000円〜
  • 法的鑑定:66,000円〜

<出産前・妊娠中に鑑定する場合>

  • 妊娠中DNA親子鑑定(父子鑑定):109,800円~
  • 『法的』妊娠中DNA親子鑑定(父子鑑定):179,800円~

あくまで確認したいだけなら私的鑑定がおすすめです。ただ、私的鑑定の場合、裁判で証拠品として認められない可能性があります。

法的な根拠としてDNA鑑定を利用したい場合、法的鑑定を利用しましょう。

DNA鑑定方法の流れ

DNA鑑定方法の流れは以下のとおりです。

私的鑑定の流れ法的鑑定の流れ
アカウント作成・検査申し込み検査キット到着・DNA採取DNAサンプルの返送ご報告アカウント作成・検査申し込みDNA研究員によるDNA採取DNAサンプルの返送ご報告

出産後に鑑定する場合、お急ぎなら「DNA鑑定24」もご利用いただけます。

すこし料金は高くなりますが、24時間以内に鑑定結果が出ます。詳しくは以下をご覧ください。

法科学鑑定研究所のDNA親子鑑定はこちら