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毛髪からの薬物検査

毛髪からの薬物検査と費用

一般的な薬毒物検査は尿を検体として用います。
毛髪からの薬物検査は、薬物の常習性を探る効果的な検査なのです。

髪からの薬物検査

麻薬/薬物 薬物乱用検査・分析費用

麻薬/薬物 薬物乱用検査・分析費用

検査内容 検査試料 検出可能期間 報 告 費 用
麻薬・規制薬物の薬物検査
(スクリーニング検査)
検出対象薬物:
覚せい剤・大麻・コカイン
オピエートなど
口腔液
唾液検査
2-3日 口頭報告 13,200
検査回答書 19,800
尿検査 3-5日 口頭報告 13,200
検査回答書 19,800
毛髪検査 120日
(3-4ヶ月)
検査回答書 107,800
お申し込み

上記検査は来社または出張にて実施いたします。

毛髪からの薬物検査

毛髪は、大別すると皮膚の表面に游離している部分である毛幹部と皮膚の内部に潜っている毛根部で構成されています。
毛根を皮膚内に包んでいる部分を毛嚢といいその先端の膨らんだ箇所を毛球と呼びます。
さらに、その下部は凹んでいて毛乳頭を包んでいます。
毛球には毛細血管が入り込んでおり、毛乳頭でできている毛母細胞が成長しながら、角質化していって毛髪となっていくのです。

毛髪の成長と同時に血液中の薬物も毛髪内に取り込まれて行きます。この事象により、毛髪からの薬物検査は、薬物使用の詳細な分析が可能になります。

人毛の構造

毛髪からの薬物検査は、過去の薬物服用歴を推定する事も出来ます。毛髪は薬物の使用を時系列的に記録するので、薬物使用のパターンおよび量を推定する事が出来るのです。
毛髪は、ヒトにより個人差もありますが、ヒトの毛髪は1ヶ月あたり約1cm強伸びると言われているので、毛髪を分割して分析することで、使用頻度や
おおよその使用時期が推定できる場合もあります。

つまり毛髪からの薬物検査は、薬物を定期的に使用する常習者の判定も可能になるのです。

毛髪中の薬物検査方法

毛髪は痛みを伴わず採取も容易で、保存も可能です。
しかし、毛髪に含まれる薬物は微量であることが多く分析には高い感度が要求されます。

捜査・裁判などに用いられる鑑定書を作成する法科学分野では
GC/MS(ガスクロマトグラフィー質量分析法)
HPLC(高速液体クロマトグラフ)
ELISA(酵素免疫測定法) などが主に用いられています。
これらの検査感度は非常に高く、わずかな薬物痕跡も見逃しません。

毛髪中の薬物検査方法

毛髪からの薬物検査(応用編)

毛髪は体内の薬物履歴を長期間記録する記憶媒体のようなものと言えます。
新生児における妊娠期の薬物使用や投薬の影響を調べる目的で、これまでの臨床検査を補強するような形で毛髪検査を応用する試みもされています。

薬物の使用は、母親が妊娠中の場合、胎児に影響を及ぼします。
妊娠中母親が薬物を使用した胎児の尿および毛髪を出生後に採取・検査したところ、胎児の尿からは薬物が検出されなかったのですが毛髪からは薬物が検出されました。母親の毛髪検査をしたところ出生6ヶ月前に薬物反応が観察され胎児の毛髪にも同じ時期に薬物反応が観察されていました。

この事案のように胎児の妊娠中に薬物影響を知るために毛髪検査が利用される場合もあります。

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