
血痕分析・血痕鑑定とは
法科学鑑定研究所における血痕鑑定とは、対象物に付着した物質が血痕であるか否か、また血痕がヒト由来か否かを検査する法科学的分析を指します。血痕は証拠資料・品質管理・安全衛生・苦情対応・事故対応など、多様な場面で扱われます。
当研究所では、予備検査(血痕反応検査)や血清学的手法を用いて血痕の有無を確認し、さらにヒト由来か否かを判定する人獣鑑別検査を行います。
利用される場面は、裁判・民事紛争・保険・弁護士案件に加え、製造現場での異物混入調査、製薬企業や医療機関における安全衛生・品質保証部門からの依頼、病院・医師からの照会など、法科学領域に限りません。
なお、血液型の判別、動物種の特定、血痕の年代測定、DNA型による個人識別は本サービスの範囲外です。必要に応じて血痕鑑定の結果をもとにDNA鑑定を追加で実施することは可能です(別サービス)。
こんなシーンでご依頼いただいています
・工場で血液痕の存在が疑われた(異物混入の原因究明)
・製薬現場・医療機関で血痕の出所・存在を確認したい
・不動産・建物現場で血痕の有無を専門的に確認したい
・事故・事件の証拠として血痕を評価したい
・保険・弁護士案件で血痕に基づいた客観資料を準備したい
※上記以外の用途でも対応可能です。検査目的が未確定でもお気軽にご相談ください。
ご相談・お問い合わせ
異物混入におけるなどにおける血痕分析・血痕鑑定
異物混入に関連する血痕分析・血痕鑑定では、現場から採取された血痕や血液が付着した異物を科学的に解析し、血痕の由来や関係者との関連性を明らかにします。
具体的には、血液が付着した衣類・器具・包装材・設備・建物などの試料について、DNA型鑑定・血液型鑑定・分子分析などの手法を用い、血痕が誰に由来するものかを特定することが可能です。
食品工場や製薬現場、医療機関で血液由来の異物が疑われる場合には、採取された異物や製品を分析し、混入源・経路・発生要因の解明に役立てられます。
法科学鑑定研究所における血痕分析・血痕鑑定
法科学鑑定研究所では、血痕分析・血痕鑑定に精通した専門スタッフが常駐し、民事・家事案件、保険・弁護士案件、工場・医療・製薬分野における血痕検査など、幅広い用途に対応しています。
最新の分析機器と法科学領域に基づく検査手法を用い、血痕の存在確認、DNA型鑑定、血液由来の異物検査などを実施します。また、個人情報及び取扱資料については法的・倫理的基準に基づき厳重に管理しています。
専門的な鑑定報告書として提出できる形式で結果をご提供できるため、裁判資料や契約・保険手続き、社内調査、第三者開示資料としてご利用いただけます。ご相談段階からの対応も可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1:血痕鑑定では何がわかりますか?
A1:採取された試料が人由来の血液か否かを確認(人獣判定)できます。人由来の場合はDNA型判定も可能です。
Q2:動物の血液か、または動物の種類は特定できますか?
A2:当研究所では動物種のDNAデータベースを保有しておらず、動物種特定には対応していません。
動物に関する検査をご希望の場合は、獣医学部・動物関連研究施設などへ直接お問い合わせください。
※当研究所からの紹介は行っておりません。
Q3:血痕が乾燥していても鑑定できますか?
A3:乾燥血痕からでも人獣判定や人由来DNAの検出が可能な場合があります。
Q4:いつ付着した血液かはわかりますか?
A4:古さの推定は可能な場合がありますが、付着日時の確定は困難です。
Q5:どのような依頼が多いですか?
A5:食品・医薬・店舗・車両・製品などへの血液付着確認や法的紛争案件など幅広く対応しています。
Q6:市販の血液検査試薬(ルミノール等)を自分で使用しても問題ありませんか?
A6:市販または海外製の血液反応試薬を使用すると、血痕試料に化学的処理が加わるため、DNAの検出や人獣判定が困難になる、または不可能になる場合があります。
また、反応液の成分により試料が汚染され、後の鑑定結果が争点となるケースもあります。
初期段階では未処理のまま保存し、専門機関にご相談いただくことを推奨します。



