Column

薬毒物分析

薬物検査の鑑定人

薬物検査の鑑定人

薬物乱用は他のサイトでも見かけますので、当サイトでは、刑事案件の検査者(鑑定人)を少しだけご紹介します。

捜査官が鑑定人に鑑定を依頼することを「鑑定嘱託」と呼びます。
鑑定人は捜査官とは独立した身分で、公正・中立に試験検査を行います。

警察は、都道府県警 科学捜査研究所=「通称:科捜研」で鑑定が行われます。

警察以外では、厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部=「通称:マトリ」に鑑定室があり検査/鑑定が行われます。

科捜研vsマトリ

薬毒物の鑑定を行う科捜研とマトリの研究者の多くは、薬学部出身者(薬剤師免許保持者)で占められています。

ですから科捜研もマトリも立場的には技官であり科学者です・・

「科捜研」は、白衣を着た捜査官と呼ばれ、ほとんどがラボ内で戦う科学者です。

「マトリ」は、同じ科学者なのですが・・
実は「特別司法警察員」としての権限を持っています。

この「特別司法警察員」には拳銃の遂行が許され、逮捕術・射撃の訓練があります。
さらに犯罪捜査において違法に流通している麻薬を譲り受ける「おとり捜査」が認められています。

また麻薬事件は末端使用者のみを逮捕しても根本的な解決にはなりません。
そのため事件上層部摘発のため「突き上げ捜査」も行います。

これらの麻薬捜査を行うためマトリは私服を着用しての公務やカラーやパーマをかけた長髪が認められています。

つまり、「マトリ」は「科捜研」と同じ科学者なのですが、私服を着用し拳銃を遂行、身の危険がある捜査も行う、と言うことなのです。

~ドラマや映画に出てきそぉ~・・・でも本物なのです~