交通事故鑑定・解析・調査

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【捜査記録に書かれている・・想い】

 

交通事故にまつわり、様々な書面が捜査官たちによって作られます。

これらは「捜査記録」と呼ばれます。

 

どんな悲惨な事故であろうと、感情は交えません。

 そもそも「捜査記録」とは、

定められた書式に決められたことを記録する書面ですから、

感情が介在せず、ソツが無いというか、堅くて味気ないのはアタリマエ・・・・・です。

 

弊所には様々な事故に関する書類が舞い込みます。

 そんな書類の中に、現場に臨場した捜査員たちの

様々な「想い」が詰まっている事は案外知られていません。

 

書き手の個性が見え隠れしますし、県民性も多分に影響していて読み応えがあります。

 

捜査員個々の心の叫びとでもいいましょうか・・・ 

ときには、「あぁぁぁぁ~う○ぇぇぇぇぇ~」という

ボヤキも見受けられるときもありますが、

一番多いのは、何ともいえない怒り

 

例えば、当事者の一方が死亡した事故であれば、

生き残った一方からしか話を聞くことができません。

 

その指示説明におかしいと違和感を覚えつつも、

痕跡が無い場合捜査員は、その通り記録しなければいけないのが

彼らの仕事です。

 

ところが捜査員と言っても感情を持った人間ですから、

ソツなく書かれた書類でも、どこらかしこに心の動きは現れてしまう・・・・・

 

これは、ほんの一例ですが、

現場見取り図の線が薄く書かれていたりするときは指示説明に疑問があるとき・・・・

濃く書かれているところは、間違いないと自信があるとき・・・・・

現場見取り図に限らず、写真の撮影アングルに至るまで、

・・・・捜査記録の行間には様々な「想い」が詰まっています。

 

事故現場で、捜査員がどう感じたのか、何に思いをはせたのか・・・・

たとえ、感情を介入させないよう淡々と事務的に書かれていても

捜査記録には、なにがしか捜査員の心が読み取れる時があります。

(勿論、字面では書いてありません)

 

その「想い」を私たちはバトンと呼んでいます。

 

よく、「警察はアテにならない」と一刀両断するどころか、

退官した警察OBにまで疑惑の目を向けられる御仁がおられます。

 

でも、そう決めつけた御仁は、

果たして捜査員たちの「想い」を託した「バトン」を受け取ることができたのでしょうか?

 

交通事故裁判に限らず、争いごととの必勝法とは、

味方を増やして敵を減らす事が基本だと思います。

 

いたずらに敵を増やしていけば、勝てる戦も負けてしまう事も考えられます。

 

不幸にして争いごとの当事者に陥ってしまった時、

頼りになるのは小手先で策を弄する事ではありません。

 

最後にものを言うのは良好な関係を築いて

味方を増やすことができる「人間力」だと思う今日この頃です。

 

[2012-06]

 

 

東京都弁護士協同組合

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