交通事故鑑定人の選び方②

交通事故鑑定人にはお客様に対して良心的な鑑定人と
お金目的だけの鑑定人がいるように思えます

このページでは、鑑定人の見分け方をご説明いたします

交通事故鑑定人の選び方②

かんてい-にん 【鑑定人】 - - 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
 訴訟事件の審判手続の際に、裁判所の証拠調べで特別の学識経験ある第三者の意見を徴して、裁判官の知識判断能力の補いとするための第三者を鑑定人と称する。
 鑑定人は、正当の理由がなくて呼出しに応じないと過料などの制裁を受ける。 また鑑定人は、鑑定に際しては、「良心に従い誠実に鑑定をする」旨の宣誓書を朗読し、鑑定結果を書面で提出する。
 なお、裁判所が命じる以外に、検察官が捜査のために鑑定を嘱託することもある。 鑑定人は裁判所の許可によって身体検査、死体解剖、物件破壊などをすることができる。[船尾忠孝]

鑑定費用について

良心的な鑑定人:検査項目毎に計算してあります
金銭目的鑑定人:雑です。(だいたいの費用) 

科学鑑定を行う際には数式を用いた計算のみならず
実験検証や成分分析などさまざまな工程が必要となります。

さらに、複雑な要因による交通事故の場合は、裁判官に判りやすく説明するために
CGの作成や再現ソフトなどコストの掛かる作業が必要な場合も御座います。

これらを、お客様の要望をお伺いし、解析の方向性を決定し見積書を作成します。

対する 金銭目的鑑定人の場合は、
科学知識が乏しいことから「どんぶり勘定」になりがちです。
そして、追加費用+追加費用となりトラブルに発展してしまいます

これらを防ぐためには、お客様と綿密な打ち合わせが必要となります。

コミュニケーションについて

良心的な鑑定人:耳が痛い事柄でもお伺いします
金銭目的鑑定人:耳障りの良い事しか言いません

鑑定はお客様の法的な効果を保証するものではありません。
場合によっては、鑑定結果がお客様の不利益に繋がる危険性もあるのです。

鑑定に矛盾が生じないよう、お客様が触れてほしくない事柄でも
事前にお伺いする必要がある場合もあります。
また、鑑定の結果が依頼人の求める効果が出ないと判断した場合は、
お断りする勇気も必要になります。

これに対して、金銭目的鑑定人は耳障りの良いことしか言いません
そして、さほど効果が期待できない検査を次々に勧めコストのアップを目指します。

<実例>

ご相談者が持参された資料・・明らかに・・不利な資料を隠されています
裁判に勝ちたいが為に、都合の良い事しか、話してもらえません。

この状態で鑑定に進むと、結果に矛盾が生じ
穴だらけの鑑定書になる可能性を感じていました。

ですから、辻褄が合うようにご説明ください。とお願いしました。

すると「金払うんだから俺の言う通りに鑑定書を書け!」・・と
残念ながら、書類をお返しし、お引き取り願いました

その後、この依頼者、ネットに出ている鑑定人に依頼
エセ鑑定人にカモにされた挙げ句
裁判でも負けたという惨憺たる事となってしましました。

この依頼者、上告したいからと、再度・・当社に来社
(エセ鑑定人は、俺の鑑定書を理解できない裁判長の頭が悪い・・と、話したそうです)

耳の痛い話を避けたいのは人情ですが、
その覚悟がない限り目指す目的に到達できないのです。

・・依頼者と鑑定人は2人3脚・・
真実を求め、山も谷も長い道のりを同歩する、大事なパートナーなのです

気に障ることもお伺いせねばなりません。
営業マンや業者では、ないのですから

事例の提示について

良心的な鑑定人:判りやすいです
金銭目的鑑定人:判りにくいです

裁判官は優秀な方々ですが、文系人間が多いと思います。
そもそも、普段の生活や裁判事務ではそれ以上の数学力なんて必要ありません。

理数的な現象や事象に関しては
優秀な裁判官であっても、一般の方々と変わりはないと思います

交通事故は速度を有する物体が移動し衝突するといった物理現象です。

物理が出来ないと車やバイクの運転が出来ないかと言えば、そうではありません。
交通事故は身近であるが故に、直感として判らせる事は充分可能ですし、
逆に判らせる事が鑑定人の力量なのです。

鑑定対象において、良い鑑定人は
出来るだけ多くの人に判りやすく書くことを心がけるのです。

・・なぜなら法科学とは・・
専門家が法廷で技術的な説明を行うことを目的として生まれた学問だからなのです

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科学捜査読本|法科学鑑定研究所

出版物 法科学鑑定研究所

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