科学警察研究所 / 科学捜査研究所、に就職したい。

弊所には、科警研OB/科捜研OBなどの方々も在籍しています。
そこで、鑑定人になりたいと同じくらい質問を頂きますので
少しだけ

科学警察研究所と科学捜査研究所の違い

科学警察研究所

国立研究所
警察庁の付属機関
(国家公務員)

各分野での専門知識が求められます
国家公務員採用Ⅰ種試験が必要です

国家公務員はI種、II種、III種に
分けられます。

I種は総合職・幹部候補生という性格です

国家公務員I種は霞ヶ関の
中央官庁の司令塔で、いわゆる
キャリア官僚という部類の公務員です。

I種は、事務系(行政・法律・経済)と
技術系(人間科学I~II、
理工I~IV、農学I~IV)があります。

理工Iは主に工学系で
全体の4分の1を占め、法律職に次いで
二番目の勢力です。

理工Iは3分の2が、
技術的な知識が必要な特許庁
と国土交通省に行ってしまいます。

警察庁は残りの3分の1に入るもので、
採用人数は数人程度です。

警察官と違って毎年採用と言うことはなく
不定期採用です。

卒業年度に専門分野の採用が
あるかどうかもわかりません。

大学に残り研究を続け
採用機会を待つ人も多いようです。

「国立研究所」ですから、
国内最高の設備と予算を持ち、
研究者としては高嶺の花という所です。

ですから、とんでもない競争率になります。

ただ単に試験だけが良くても
厳しいところです。

専門性は勿論、語学力、
人間性も求められます。

スーパーエリート研究者の集団と
言えますよね。

現在は国立大学の大学院を出た人しか
受からなくなっています。

理科系の学部・研究室出身者が
ほとんどを占めます。

科学捜査研究所

各都道府県警察本部
刑事部に属する部署
(地方公務員)

科捜研の就職試験は
地方自治体により異なります

基本的には他の公務員試験と同じく
各県警の科捜研職員採用試験を
受け選考されます。

地方公務員試験上級と科捜研の試験
両方が必要な自治体もあります。

一般的には
一次選考試験(教養・専門・論文)
を受け 合格した者が二次選考試験
(面接試験)が行われます。

この二次選考(面接)が難関なのです。
科捜研担当者と警務担当者の2面で
面接試験実施し総合成績で選考を行います。

募集については、
各県警が一般に公募していますので、
交番に採用のポスターが貼ってあったり、
各県警のHPに採用案内が
記載されています。

募集時期は不定期ですので、
まめにチェックが必要です。

特に必要な資格は有りませんが、
専門職ですので、大学院修了後、
そのまま研究職として就職す
る方が多いようです。

また、安定した地方公務員なので
最近競争率が特に高いようです。

国公立大学の大学院を出た人
が多いようですが、私立大学卒も若干名
採用されているようです。

科警研と決定的に違うのは、幅広い
専門性と対応性が求められるようです。

研修後、すぐに現場出動が待っています。

科捜研、最大の魅力は
各分野での『スペシャリスト』が多いこと。

全国に知れ渡る兵○県警科捜研・
指紋検出薬シアノの魔術師とか・・

ドラマとか映画に出てきそうな方々が
沢山います。

全体的にみて理科系の学部出身者が
多いようですが、心理学や
国文学を専攻された方もいるようです。

 

よく相談されること

どこの大学院や学部なら有利(推薦など)ですか?

基本的に公の専門職です。
そんなもんありません。

公平に審査されます。
(実際に人員に関し聞いてみました)
回答は「幅広く検討したい」とのことでした。

具体的にはあまり・・(; ´ヘ`)ノ ゴメナサイ・・
機会があったら突っ込んで聞いてみます。